自作パソコンの可能性

パソコンを自作することで、自分が欲しい性能のPCを手に入れることが出来ます。市販されているパーツを自由に使って、PCの性能にこだわった最新鋭のPCを作ったり、性能は低いけれども価格が安いことにこだわった必要最低限の機能を持ったPCに至るまで、パーツを自由に組み合わせてPCを組み立てることが出来ます。最新のPCを手に入れるのにはかなりのお金がかかってしまいますが、今ある予算の中で手の届く範囲のPCを組み立てておいて、将来お金に余裕が出来たらパーツを高性能なものに取り換えていく方法もあります。初めは低予算で自作PCを作っておいて、後から予算をかけて高性能なPCにする、といったことも自作PCなら可能です。

自分でパソコンを作ることを通して、PCそのものに詳しくなれるのも自作パソコンの良いところです。PCの構造などに詳しくなれるのでもし故障してしまったときでも、安心して修理を行えます。今後の増設のときも、安心して増設作業を行うことが出来ます。金銭面、性能面、将来の拡張性、少しずつ良いものにしていく等、いろいろなこだわりをかなえることが出来るのが自作パソコンの良いところです。

一方、メーカー製のパソコンは数に限りがあり、選択肢の幅が限られてくるので、必ずしも自分の思い通りのPCが購入できるとは限りません。限られた選択肢の中から選ぶしかありません。PC購入後に市販のパーツを増設してPCの性能をアップさせることも出来ないことが多いです。